風邪と鍼灸治療。

今日の昼往診に行った患者さんから

「起きたら熱がだいぶ下がって、調子が良くなりました。」と電話が入りました。

昼、患者さんの元を伺って顔を見た時に普段と顔の感じが違った。

覇気がなく、ぼーっとしているような印象を受けた。

いつもより体の調子が悪い(頭痛がして口が良く乾く)との事。

脈が弦で少し早い、腹診、仰向けで上から下まで体表を触っているとえらい熱い。

舌を見るといつもは苔が多いが今日は少ない。

往診カバンの中に体温計を入れてるので熱を測ってもらうと37.7℃。

平熱は35℃台というのでこのせいかと思い治療を開始。

今回の治療目標は熱を上げる事。

肩背部に8分目くらいで消える痕の残らないお灸を数か所に合計100壮ほど。

あと足に左右1か所ずつ同じお灸を各3~4壮で〆。

治療を終えて熱を測ると38.2℃。

熱は上がったものの目に光が出て、顔つきが良くなったので治療を終わる。

患者さんはその時点では、あまり体調に変化を感じてなかった模様。

水分を取って、体を冷やさないようにして布団でゆっくり寝てくださいと伝えて患家を後にしました。

風邪の時はウイルスを体がやっつけようとして熱を上げています。

下手に薬で熱を下げると、熱は下がりますが症状は治まりまらず逆に長続きする場合があります。

昔の人はよく考えてたものです。

風邪を引くと薬を飲むより、温かくして寝て良く汗をかけと良いと言いませんでしたか?

汗を良くかいて起きると意外と体がすっきりしていることが多かったんでしょう。

経験から熱を上げる方が良いという事を知っていたのでしょう。

勿論すべての熱が出ている状況に有効だとは言いませんし、脱水に対して水分の補給など必要なことはあると思います。

状態にもよりますが、鍼灸治療は風邪の治療も行えます。

鍼灸治療は薬を飲むという行動に比べると少し手間がかかるかも知れません。

しかし症状を抑え込むのではなく、治す力を手助けする非常に優しい治療法だと私は思います。

今日も日記を読んでくれてありがとうございました

安藤鍼灸院 アンドゥー
安藤鍼灸院HP http://www.ando-hari-q.com/
メールでのお問い合わせは info@ando-hari-q.com

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする