自分が治療時に使う主軸の方法は『深谷灸法』の考えが元になっています。
深谷灸法(ふかやきゅうほう)とは、昭和の名灸師といわれた故・深谷伊三郎先生が40年有余年の臨床で中で、日本の書物だけでなく、中国の書物も合わせて研究し構築した灸法です。
『黄帝明堂灸経灸』、『名家灸選』、『灸法指南』等がそれらの書物にあたります。
深谷灸の特徴として
『透熱灸』・・・昔ながらの痕の残るお灸。
『遠隔取穴』・・・そこが悪いからと、患部に据えず離れた場所にお灸を据える。
例:腱鞘炎だからと手に据えずに、肩背部に据える。
『少穴多壮』・・・効果を出そうと思って沢山のツボにお灸をしない!少数のツボに数を多く据えて効果を出すようにする(多く据えると痕が増えるし、思ったより効果が上がらない。)
『特効穴・名穴を活用する』・・・腰痛に崑崙(外くるぶしの際)など、この疾患の時はこのツボ!といった必勝パターンが存在する。
忘れちゃならないのが、『竹筒』
竹筒についてはまた次回
後は、基本10項というのがありますが、これは以前日記で書きました
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今日は深谷灸についてのお話でした。
今日も日記を読んでくれてありがとうございました
安藤鍼灸院 アンドゥー
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