鍼灸治療が終わりかけの時に、
『いま体のしんどかった所の具合はどうですか?』
『今日の治療前と比べてどうですか?』
『他に気になるところはありますか??』と聞くようにしてます。
その時に、
「あとちょっとこの辺が気になる・・・。」というのを度々耳にします。
触れそうな時は、その気になる部分を治療しますが、触れなさそうな時は、残ったまま帰っていただくことがあります
触れそうな時?触れなさそうなとき??
何の事かわかりませんよね
人の体には治療の許容量がそれぞれ定められていて、ソレをオーバーしそうな時は、症状が完全に取れていない場合でもお帰り頂きます。
なぜかというと、許容量をオーバーして治療する事によって、逆に体が悪くなることがあるからです
ご飯を食べて栄養を取ることは、体にとってとても重要な事ですが、食べ過ぎるとどうでしょうか
リバース(嘔吐)したりしませんか
人によって食べれる量が違うように、治療の許容量も人それぞれです
胃の要領が元々小さいのかもしれませんし、胃の調子が悪いのかも知れません。
体の治療に対する許容量が元々小さいのかも知れませんし、仕事などで疲れていて許容量が少なくなっているのかも知れません。
薬も医師の処方の元、適量呑むのは良いですが、呑みすぎると・・・
こういう理由があるので、症状が残っていても「今日はココまでにしときましょう。」と
止める場合があるんです
許容量を無視して続けた場合、その時は気持ちが良いかも知れませんが後できっと反動が出てきます
変に体がだるくなったり、吐き気がしたり、最初無かった症状が出てきたり・・・。
手を抜いてるわけでは無くて、これらの症状を出さない為に治療をやめるのです。
なんでこんな事を書いたかというと・・・
つい最近治療をやりすぎて、大失敗した体験があったので
お恥ずかしいことです
今日も日記を読んでくれてありがとうございました
安藤鍼灸院 アンドゥー
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